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知「はぁ…はぁ…」
海斗を探し続けて10分ぐらいたった。
知「どこにいんのよ…」
もうすぐ昼休み終わっちゃう…
その前に海斗見付けないと…
また仲直りのチャンスを逃しちゃうと思って…
あたしの今の決意が真っ白に消えてなくなってしまいそうで…
どうしても、この時間中に捜し当てて仲直りしたい。
後行ってないのは…屋上??
疲れてるけどそんなの気にせず走った。
屋上に到着してどきどきと心臓を鳴らせ扉を開けてみると…
知「…」
海斗はおろか。
ここの学校の生徒一人の姿も気配もなかった。
急に押し寄せる虚し感。
変に期待した自分が恥ずかしい。
仕方なく屋上の扉を閉めて、階段を下りる。
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