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知「はぁ…」
もう…孤独感からため息しか出なかった。
とぼとぼと力なく歩きこんなことを考えていた。
あたし、海斗と付き合えた時すっごい嬉しかったなぁ…
いや…今も嬉しいんだけど。
結果がこうなるんだったら、最初から幼なじみの頃の方がずっとマシだったかなって…
思っちゃうの。
だって幼なじみの時はずっと一緒にいて…
こんな気持ちにはならなかったはずなのにって…
裏庭でキスした時は幸せで胸がいっぱいだった。
あれから数日しかたってないのに…
神様は意地悪だね…
海斗に対する色あせないこの気持ち。
ホント、呆れてため息しか出ないよ。
気付くとあたしの足は裏庭に向かって歩いて行った。
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