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馬鹿みたいにしつこい自分に自嘲の笑みがこぼれた。
裏庭に徐々に近づくあたし。
そこで目にしたのは海斗。
知「!!」
と、西園さん…
海斗の隣に立って何か話している。
ここからじゃうまく聞こえない。
でも聞こえなくて良かったかも…
聞きたくない話しかもしれないし…
けどやっぱり気になるものは気になってしまう。
完全に矛盾している。
キンコンカンコーン
キンコンカンコーン
昼休みが終わった…
西園さんか海斗…
教室に戻るかな…
出来ることなら西園さんが…
知「…」
目を逸らさず二人を見つづけるあたしは…
後悔した。
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