第04話

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知母「知帆ぉ?? 起きなさーい、学校でしょー??」 リビングから聞こえるお母さんの声で目が覚めた。 知「…」 だけど動く気配のないあたし… ベッドから起き上がる動作がめんどくさい。 学校に行きたくない。 目も腫れてるだろうし。 完璧に病んでいる。 お母さんの声で目が覚めて数分後、いつまでも起きないあたしにお母さんが痺れを切らした。 がちゃっとドアの開く音と同時に人の気配。 知母「知帆??早く起きなさい??海斗くん来ちゃうわよ??」 ………………お母さん、今のあたしに海斗の名前は禁句です。 泣いちゃうから… 知「今日は海斗来ないの…」 来ても泣いちゃうけど。  
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