751人が本棚に入れています
本棚に追加
知母「知帆ぉ??
起きなさーい、学校でしょー??」
リビングから聞こえるお母さんの声で目が覚めた。
知「…」
だけど動く気配のないあたし…
ベッドから起き上がる動作がめんどくさい。
学校に行きたくない。
目も腫れてるだろうし。
完璧に病んでいる。
お母さんの声で目が覚めて数分後、いつまでも起きないあたしにお母さんが痺れを切らした。
がちゃっとドアの開く音と同時に人の気配。
知母「知帆??早く起きなさい??海斗くん来ちゃうわよ??」
………………お母さん、今のあたしに海斗の名前は禁句です。
泣いちゃうから…
知「今日は海斗来ないの…」
来ても泣いちゃうけど。
最初のコメントを投稿しよう!