第04話

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考えると考えるたびに悲しくなって、もうやめようって思った。 だけど直ぐにやめられるほどあたしは切り替え早くない。 知「…」 今にも出て来そうな涙を懸命に堪え、途中から参加した古文の授業に専念した。 ――――――― ――――― ――― ― 「じゃ、今日はここまでだ」 やっと終わった。 長い長い…古文の時間…。 でも次は休み時間なわけで、また西園さんが海斗にベタベタしてしまう… 悪魔のような時間が始まる…。 桜「海斗さん、あたしここ分からないんだけど… 教えて下さる??」 妙に近付き…海斗にボディータッチでアピールし出したあの女… ムカつく。  
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