第04話

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知「ありがとうございます」 啓「ん??何が??」 とぼけるように言って目をつぶる先輩。 知「いえ」 多分啓介先輩は… あたしを一人にしてまた泣かないように悲しませないように、気を使ってくれたんだと思う。 今の弱った状態のあたしには… 啓介先輩の行動はとてもありがたく… 本当に助かった。 啓介先輩が居なかったらあたしはどうなっていたんだろ。 頭撫でてもらって思いっ切り泣いて… 顔つきが海斗と似ているせいか余計に助かったと感じるあたし… こんなこと考えたら啓介先輩にも海斗にも失礼だと思うけど… 海斗だって…西園さんと仲良く話していたし… 昨日別れるなら別にいいって言ってたし… あたしだけが悪くはない。 そう開き直って、そっと心の中で啓介先輩に謝った。
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