第05話

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啓「じゃあまたね」 あたしのクラスの前まで来て啓介先輩と別れその先輩にもう一度… 心の中で謝り、そしてお礼を言った。 ところで… なぜ先輩があたしのクラスを知っていたのか。 そして… “桜”と言うのは一体誰なのだろうか。 そんな疑問だけがあたしには残ったのだった。 緊張しつつも教室のドアを開けて今度は海斗を一度も見ずに、席に座った。 ――――――― ――――― ――― ― キンコンカンコーン キンコンカンコーン お昼休みの時間を告げるチャイム。  
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