第05話

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知「はぁ…」 なるべく海斗を視界に入れないようにしてたけど… 難しいもんなのね…。 見るたび見るたび目が無意識に海斗の方を向き… そんなあたしが嫌で嫌で堪らない。 海斗が全然頭から離れなくて… 結局授業なんかなんの足しにもならなかった。 知「はぁ…」 最早ため息しか出ないよ…。 いつもなら楽しめる昼食時間が憂鬱だ。 優「知帆??お弁当食べよ」 机にほお杖を付いていたあたしの元に、あんな気まずい雰囲気になったにも関わらず 優麻は何事もなかったように接して来たことにまずびっくり。 優「?? どした??」  
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