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ルッカ達は、一旦外に出ることにした。
「あら、ルッカ。クロノ起きなかった?」
「あ、はい。また後で来ます。」
「もう、あの子ったら。ルッカたちが来てるっていうのに……。」
「あ、いえ。生きてるクロノに会えてよかったです。では、また後で来ます。」
「???」
そして、ルッカたちはクロノの家を出た。
まずルッカが向かったのは、自分の家だった。
「ただいまー。」
部屋に入るとすぐにタバンがいるのだが、今日はいなかった。
「ちぇっ、何かいい防具でも用意してくれてるのかと思ってたのに、残念。」
部屋の中央には奥に続く扉があって、そこには足の不自由なララがいるのだが…。
「あら、ルッカお帰り。発明品はどうだった?タバンは一緒じゃないの?」
「ん?いつの話?」
「ルッカ、何寝呆けてるの?テレポッド、初披露だったんでしょ?」
「あぁ、そうだったわね。リーネ広場戻らなきゃ!!」
「私は、よく分からないけどルッカ頑張ってね!」
そうして、自分の家を後にしたルッカたちはリーネ広場に向かった。
「ねぇ?ルッカ。何だか変じゃない?」
「そうなの…なんだか、時間がまき戻った様な感じ…。」
「ドウイウコトデショウ?」
「わからないわ。とにかく急ぎましょ!」
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