☆クロノの目覚め

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ルッカ達は、一旦外に出ることにした。 「あら、ルッカ。クロノ起きなかった?」 「あ、はい。また後で来ます。」 「もう、あの子ったら。ルッカたちが来てるっていうのに……。」 「あ、いえ。生きてるクロノに会えてよかったです。では、また後で来ます。」 「???」 そして、ルッカたちはクロノの家を出た。 まずルッカが向かったのは、自分の家だった。 「ただいまー。」 部屋に入るとすぐにタバンがいるのだが、今日はいなかった。 「ちぇっ、何かいい防具でも用意してくれてるのかと思ってたのに、残念。」 部屋の中央には奥に続く扉があって、そこには足の不自由なララがいるのだが…。 「あら、ルッカお帰り。発明品はどうだった?タバンは一緒じゃないの?」 「ん?いつの話?」 「ルッカ、何寝呆けてるの?テレポッド、初披露だったんでしょ?」 「あぁ、そうだったわね。リーネ広場戻らなきゃ!!」 「私は、よく分からないけどルッカ頑張ってね!」 そうして、自分の家を後にしたルッカたちはリーネ広場に向かった。 「ねぇ?ルッカ。何だか変じゃない?」 「そうなの…なんだか、時間がまき戻った様な感じ…。」 「ドウイウコトデショウ?」 「わからないわ。とにかく急ぎましょ!」
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