始まり

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  「今日はもう帰ろう!」 留美が言った。   もう5時半をまわっていた。 秋の5時半といえばもうなかなか暗い状態だ。   これ以上遅くなると親も心配する。   「そうだね。明日もう1度きてみよう。」 明日香がいった。   「学校はどうする?」 奈由が聞く。   「大丈夫。きっとなんとかなる。」 留美の一言で皆は安心したのか鞄を持って階段へ向かった。       .  
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