無魔の剣士VS理の剣帝

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数十分後 清水「……、998、999、1000。」 素振りを1000回を終え、一度竹刀を下ろす。 そして一度深呼吸し、息をととのえ、また竹刀を構える。 清水「次はシャドウだな。」 仮想の敵を想像し、シャドウを始める。 更に数十分後。 一旦シャドウを止めて、竹刀のさばき方の確認をする。 また数分後。 さばき方を確認し終えたところで、壁に立て掛けてあった竹刀を取り、もう一度シャドウを始めた。 また更に数十分後。 清水「今日はこれくらいにして、止めるか。」 そう言って、闘技場Aの入り口に振り返ったところで、1人の男が入ってきた。 お分かりになると思うが、零札 誠だ。 清水「あんた誰だ?」 得体の知らない男を睨んで言った。 零札「相手に名乗って欲しいなら、自分の名から言うべきではないのか?」 呆れたように言った。 清水「確かにな、俺は清水 右京だ。」
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