無魔の剣士VS理の剣帝

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零札視点 実戦場Aの中に入ると、男が竹刀を2本持ち、振っている姿が見えた。 少し眺めていると、竹刀を下ろす男の姿があった。 零札(どうやら鍛練を、終えたらしいな。) 男がこちらに振り返ると同じに、実戦場Aの中にいた男の所まで歩み寄る。 清水「あんた誰だ?」 こちらを睨んで言ってくる。 零札「相手に名乗って欲しいなら、自分から名から言うべきではないのか?」 呆れたように言う。 清水「確かにな。俺は清水 右京だ。」 零札の目の前にいる男はそう答えた。 両者視点。 零札「そうか。俺の名は零札 誠だ。」 名乗り返した。 清水「それで?零札さんはここに何をしに来たんだ?」 零札「誠で構わん。この学園に知り合いが通っていてな、そいつの様子を見に来たんだが、偶然ここに来てしまったと言うわけだ。」
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