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清水「それで?その知り合いの名前は?俺が知っている奴だったら、そいつを呼び出すか、そいつの所に案内してやるよ。」
だが内心でそんなことは、欠片も思っていない。
誠「いや、必要ない。」
清水「何故?」
誠「知り合いに会いに来たのはただの暇潰しでな、俺は暇さえ潰れてくれればいいわけだ。」
清水「それで?」
誠「見たところ清水は、かなり腕の立つ剣士だ。俺も剣をかじっていてな、一戦交えたいんだが…、どうだ?見たところ竹刀も2本あるようだしな。」
自分の思っていることを素直に伝えた。
清水「一戦交えるのはいいが、俺が二刀流とは思わないのか?」
誠「清水が二刀流だったとしても、そこに立て掛けてある竹刀を使えばいいだろう?」
先ほど清水が竹刀を立て掛けていた場所に指を指した。
清水「いつの間に…。」
驚いた顔で言った。
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