無魔の剣士VS理の剣帝

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それでも誠は、清水の攻撃を防ぎ、そしていなす。 更に、竹刀のぶつかり合いは激しさを増す。 10合、11合、12合と増えていく。 誠「ハッ。」 どういう原理かはわからないが、誠の竹刀は清水の防御しようとした竹刀を通り抜ける。 清水「!」 横っ飛びになるが、なんとか攻撃を避けた。 清水「ハッ。」 体制を立て直し、直ぐに攻撃する。 誠「フンッ。」 その攻撃は、誠の竹刀によって阻まれる。 しかも、竹刀と竹刀がぶつかり合った瞬間、凄まじい衝撃が清水を襲う。 清水「くっ!」 直ぐに後ろに飛び距離をとるが、そう簡単に距離をあけさせてもらえない。 誠「シッ。」 清水「クッ。」 竹刀と竹刀がぶつかり合う。 そこからは、清水の思考が追いつかないような攻撃をしかれられる。 剣速が速いわけではない、剣術によって思考がおいつてこられない。
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