2905人が本棚に入れています
本棚に追加
/156ページ
「ユウスケちょっと行ってこいよ」
「あ?ん~、いってきます!!」
「カッカッカ!!頑張れやぁ!!」
ユウスケはゲームセンターの中へ入って行った
女のコはメダルゲームにメダルを補充している最中だった
「チーッス!!元気にやってる?」
「元気に真面目にやってますよ。ってゆーかまたあなたですか?なんか用?」
「相変わらず冷たいねぇ。俺とデートしてよぉ」
「しませんよ。他にいくらでも可愛いコいるでしょ?」
「君がいんだよ~」
「あたしはイヤなのぉ~」
「なんだよ、じゃあどうすればデートしてくれるん?」
「なにしたって、デートはしません。ってかタイプじゃないし」
「はぁ?そこらのヒョロイ奴らの方がいいってか?」
「ヒョロイって、それは見た目でしょ?筋肉があるからなによ?ヒョロくても中身がしっかりした人もいるのよ?」
「いや、俺は見た目も中身もしっかりしてるね」
「あっそ。とにかく私は忙しいから。じゃーね」
「おいっ!!ってか、せめて名前くらい教えろよ!!」
「ふぅ……私は安井 美沙子よ」
「美沙子ね。俺はユウスケ。またくるわ」
「はぁ……」
最初のコメントを投稿しよう!