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二人は単車二台でゲーセンに向かった
ゲーセンに着くと、二人は美沙子を探した
「あ、いたぜユウスケ!! UFOキャッチャーのとこ!!」
「お、ちょっといってくらぁ」
「ガハハハハ!!頑張れよ!!」
ユウスケは美沙子に駆け寄った
「よっ!!美沙子!!」
「またあなた?毎日暇ねぇ」
「まぁーな!!美沙子だっていつもここにいるじゃねぇかよ」
「私は働いてるの」
「まぁまぁ、ってかいい加減名前で呼んでくれよ。俺はユウスケだ」
「じゃあユウスケ。私は仕事だから、またね」
「ちょっと待てよぉ、少しくらい話そうぜ?」
「今新人さんに仕事教えなきゃなのよ」
「新人だぁ?」
その時、店の奥から青年がヌイグルミを持って走ってきた
「安井さん、景品持ってきましたよ」
「あぁ、ありがとうヒサシくん」
「あ!!テメェ!?」
「よ、いつかのヤンキー」
「テメェ、ここで働きだしたんか!?汚ねぇぞ!?」
「なにがだよ、邪魔しなけりゃなんでもいいだろ」
「二人は知り合い?」
美沙子が驚いた顔で聞いてきた
「まぁ、ちょっとした」
「ちょっとしたじゃねぇよ!!テメェちょっとこいや!!」
「悪いけど、今仕事中なんだ。また今度な」
「テッメェ…」
「ほらほら、新人イジメないの!!」
「美沙子、こいつはなぁ!!」
「おい、お互い邪魔はしないルールだ」
「クソッ、いい気になんなよ」
ユウスケはそういうと店をでた
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