ひみつ PK

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知ってる、仁が たっちゃんと会ってること。 仁がたっちゃんと セックスもしたこと。 仁がたっちゃんと 秘密を共有してること。 気付いちゃったんだ。 「ぴぃちゃん…」 「かめ?どうした?」 履歴の上から二番目。 仁なら中々出てくれない電話も 3コールで出てくれた。 優しい声に涙が出そうだよ 助けて、ぴぃちゃん…。 「かめ、かめ? 今から行くから、な?」 「ごめ…っ」 もう限界なんだ 俺は、仁が好きなのに。 愛してるのに、俺じゃ仁を 満たせないんだよね。 「…かめ」 電話から数分後 家の玄関を開けたとたん ぴぃちゃんに抱きしめられた。 仁より細身で 仁より筋肉質だけど 仁よりも暖かく感じる…。 電話の向こうからは 楽しそうな声が聞こえたのに 来てくれたんだ。 「泣きたいだけ泣いて良いよ」 「ぴぃちゃ…っ」 「俺はかめの幸せそうな顔が 一番好きだからさ」 ぴぃちゃんにしがみつくようにして俺は泣いた。 ぴぃちゃんの声が また俺の涙腺を刺激して 俺、こんな泣くほど 愛してんのに悔しいよ、仁。 深夜1時。 家の玄関でぴぃちゃんの胸を 涙でたくさん濡らした 誰も知らない二人だけの秘密。 いけないのは誰? 今夜だけで良いから 甘えさせて。 ねぇ、いけないのは 仁を満たせなかった俺なの? END ――――――――― 仁ひどw←なにそれ U→AK←Pてきな 100ページ\(^O^)/
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