フェンタニル AK

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ずっとずっと憧れでした あなたの事を、ずっと見てた。 今は俺の中に入ってるから 熱を全身で受け止めてるよ。 「セックスとこれって 相性良いんだってさ」 白い2粒、1つはもうあなたの体内へ。 洞窟のように真っ黒な瞳は 俺を見ている様で見ていないから悲しいよ。 声を上げても涙を流しても 気付いてもらえないから また見たら当たり前のように なんにも写ってなかった。 「やっぱ、男の方が締まり具合半端ねぇな…っ」 「あっ…あぅっ うっ あっ!」 見てよ、廃人が腰だけを動かして快楽を求めてるよ。 独り言のような一言には 俺の全てが潰されてゆきました。 いっそ俺も瞳を洞窟にしてセックスを普段の倍感じて 消して、無くして恥ずかしいから全てを。 もう潰すだけじゃ足りないの また起き上がってきそうな俺は消えて無くなってしまえばいい。 好きだった、恋してた。 はじめて見たあなたは素敵だった。 音楽とひとつになってた 雰囲気に溶けてもまぶしかった。 穴から滴る白い液体に いま俺はなにもかもを失った。 END ――――――――― 仁くんに一目惚れしたかめ しかし仁くん薬物中毒者 喰われましたとさ (ってかこのタイミングでめっちゃ不謹慎って感じ)
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