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「ぅえっ、俺がこっち?!」
「はぁ?どう考えても主導権とお前のチンコ握るのは俺だろ!」
「…いやそれ全然うまくねーから!」
「うるせーハゲ!いいからおとなしく攻められとけ!」
恋人と、…いや、鼻のデカイ恋人と初めてのエッチ。
それは今さっきの出来事、珍しくいい雰囲気になってついにソファーに押し倒したら驚いたように聞かれた。
…びっくりしたのは俺の方だわ
まさか俺を攻めようなんて思ってたのかコイツ?
「いやだ!俺が入れられるなんてありえねー!」
「はっ?俺のがありえねーわ!」
「逆転!体制change!ん~…!!!!」
「…出来るわけねーだろ
細っちいお前の力じゃ俺に勝てねーよ(笑)」
「うるせーいいから早く降りろよ!」
「い や だ !」
両手で肩を押さえて答えた。
うわ、超不機嫌そうだよ(笑)
歳上だけど、時々わがままになるとことか
今だって眉を潜めてそっぽ向いたりとか
もう俺にとっちゃ可愛くてしょうがなくて。
「ゆう、」
「んっチュ…やめっ バカ…!」
真っ黒な癖っ毛を掴んで無理やり唇に吸い付いた。
抵抗のつもりなのか弱く俺の胸を押す雄一が愛しくて仕方ない。
「…っぎゃくだから、場所」
「まだ言うか」
「だって、マジでやなの!」
…本気か。うん、これはバンジーのときよりも嫌がってるな。
けど、俺もそんな優しくないしっつーかどう考えても中丸がネコだろうが。
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