有頂天 AK

6/8
前へ
/163ページ
次へ
「…ったく」 ジンはため息をついてから再びタバコを吸うと、そのまま俺の顎を掴んで思いっきり息を吹き込んだ。 「っう、ゲホッ、ゲホッ…!」 「すぐ気持ち良くなるから どうせ煙蔓延してるしここ」 「お前、なにすんだよ…っ」 「なにって… セックス?(笑)」 俺はむせてるまんまジンに強引に腕を引っ張り立たされ トイレの外へ連れて行かれた。 あれ、なんか…違う。 「やっべー!!! 超これやばくねぇ? なぁ、お前も分かるだろ?」 「ひっ…!」 ジンに触られてる肩が熱い 口を付けられた耳はこのまま燃えてしまいそうで …それに、音楽 脳だけじゃなくて振動が全身を駆け巡る感じがして今すぐ裸にでもなってしまいたい気分だった。 「かず、もっと気持ち良くなりたい?」 「ん…」 驚いて半開きのままの唇に もう短くなったタバコが入れられ、無意識のうちに息を吸い込んでいた。 ちょっと苦しい…でも このまま幸せになれる気がする。 「はっ、ああぁっ、ん!」 さっきから目の前にピンクと黒と銀色がチカチカしている。 抑えようと思っても女みたいな声しか出なくて ただジンの手から感じるゆる~い快楽だけに全てを預けて ピンクに光る便器に手をついているのだって精一杯だった。 「和也、物足りないだろ?」 「あっ あっ、んっ ジン、待っ…!」 「でもさ、おしっこもしたくなっちゃったんだよな?」 楽しそうに響くジンの声 恥ずかしいのにジンの手は止まらなくて、自然と内股を擦り合わせるようにしながら こんなときに感じた尿意を必死にこらえていた。 「これ、尿道攻め どっちが先に出ちゃうかなー?あははっ(笑)」 「んゃっ! あぁっ、いっ じ、ダメ…っ!//」 .
/163ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1042人が本棚に入れています
本棚に追加