有頂天 AK

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「おしっこしたいなら 向こうの壁に手ついて そんで、頭下げてみな 音楽を向こうに感じながら…」 手をつかまれ言う通りの格好にさせられる。 「ハァッ、もっだめぇ…ーっ!!//」 ジンが静かに耳元で言うからトイレには俺だけの声が響いた。 膝が笑って崩れ落ちそうになるとこを後ろから支えられ ビュクビュクと白濁が飛び出してから、だらしなく別のものが便器の中に滴る。 あ…、なんだろ この感じ、おしっこするときこんなに気持ち良くなったの初めて…。 「ハァ、ハァ…」 「きもちーだろ?」 「ジン、おれもう… 立ってらんないっ」 「わっ!」 間抜けにも腰が抜けてジンに寄っ掛かる様に尻餅をついた。 間髪入れず振り向かせられジンに唇に噛みつかれる様にキスをされてると 微かにトイレのドアが開く様な音がして、俺は焦って体を離そうとジンの胸を叩いた。 「かめー?いるーっ?」 …聖!!!! 「お友達来ちゃったね」 「ちょ、離し…っん!」 なにすんの…!? 自分でも分かるくらい目を見開いてジンを見た。 さっきの格好のまま、左手で俺の口を塞ぎ再び俺の股間に手を伸ばしてきて楽しそうに笑う。 「っ、ん っ…ん!」 「だれかいんのー? かめいるー?」 「ふは、なかなか出ていかねーなお友達」 ジンにそのまま耳を甘噛みされて 1枚のドアの向こうには聖がいる…っ 必死に下唇を噛んで、このまま気付かず聖がトイレから出ていくことだけを願った。 「…。 ここも、いねーか」 バタン… 「んっ、…く、っーー!//」 ギリギリ、聞こえてたかもしれない ドアが閉まる音と同時くらいに ジンの手に自分の手を重ねるようにして俺は果てた。 .
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