desire AR

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「亮ちゃん、俺のこと考えてたら どこが苦しくなっちゃったの?」 「胸がな、苦しくてな ついでにここも…」 抱きついていた体を起こして 目線は自分の股間へ。 いやー、酒の力はすごい 亮ちゃんの口から次々卑猥な単語が出てくる出てくる。 「最近、仁ってどんなふうに キスするんやろとか エッチしてんねやろとか めっちゃ考えてもうて… あかんのは分かってるけど かめとエッチしてる仁を想像すると、すごい嫉妬心にかられて でも同時に興奮して、俺も同じように愛されたいって…」 涙も混じった酒で掠れる声 亮ちゃんは、俺のこと親友としては見てなかったってこと? なにかに気付いた瞬間 俺の中でどっと罪悪感が溢れ出した。 俺のことを本気で好きでいてくれる人がいて、こんな状況に置かれたら、ここで相手するのが かわいそうってことくらい、俺でも分かってる。 だけど、今の場合相手は男。 男は精神よりも、肉体を求め合う。 「亮ちゃん、苦しいの ここと、ここだっけ?」 「あっ…仁、ほんまに…?」 「え、なにが?」 「ぁ やっ、なんもない…っ」 騒いでる姿はいつも見てるけど こんなに乱れた姿は初め。 下唇を噛んだまま、鼻にかかるいやらしい声が部屋に響いて 恥ずかしいのか絶対に目は合わせてくれない。 辛そうなソコをデニムの上から少し強く撫でると更に高い声が、俺の耳を刺激して。 長年の親友の、初めて見る姿に 俺のモノも反応を示していた。 .
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