cosmos NU

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「雄一、宇宙エレベーター乗るなら 1週間エッチできなくない?」 「え?あ、それは… 宇宙エレベーターに 人間が快適に過ごせるように 改良加えるみたいだけど…」 「ふふっ、そうなんだ ねぇ、宇宙でのセックスってすごくねー?笑」 「う、うん 相当すごいよね」 あれ? もしかして、俺なんか見透かされた?; 「ぐふっ 早く連れてってね」 「あ、うん あと、9年…」 「9年も待つの?」 「へっ?」 「雄一、したそう」 …あぁ、やっぱり たっちゃんはわかってたみたい。 でも、それでも良いんだ。 これは特別不器用なたっちゃんからのお誘い。 悪戯に笑う顔も 瞳が潤んで不安でいっぱいで すぐに安心させてやりたくて 俺は優しくたっちゃんを抱き締める。 もう一度キスをしたら 瞳はあっという間に幸せで溢れて それが合図。 「ゆーいち…」 「宇宙でのセックスより 幸せかもしれないよ?」 「…そんなの分かんない」 宇宙なんかよりも もっともっと果てしなく奥深く 俺がたっちゃんを愛すから。 「分かるー」 「…もーはやくっ」 「はいはい」 宇宙1可愛い恋人と 宇宙1幸せな時間。 END ――――――――― 久々に真面目な話(^O^)/ ちなみに中丸君前ほど 宇宙に興味はないらしい←
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