続おてがみ AK

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最後の日 僕は1人で赤西君の家に向かった。 1回だけ遊びに来たことのある 少しだけボロいアパート。 そして1回だけ見た 優しそうな、仁とそっくりな顔で笑う仁のお母さんが印象的だった。 緊張しながらインターフォンを押せば ゆっくりと開いたドアの先に 驚いたような顔の赤西君。 「かっ、亀梨…? 来てくれたのか?」 「うん… ちょっと手紙とか渡しにきた」 「ん、ありがと …なぁ、亀梨?」 「ん?」 「最後だしさ?キスしよ」 「え?はっ?////」 は?キスって…!! なにを言ってるの?! あたふたしてる間に肩を掴まれて 近付いてくる赤西君の顔。 まつ毛長くて、綺麗で 吸い込まれそうな瞳が 「…んっ…!!」 心臓をまたうるさくさせて それでも僕は幸せを感じた。 体を寄せられたら まだ、離れたくない…。 「大好き、かめなし」 「ぼく、ぼくも…」 だから頑張って言うんだ 「大好き…」 またいつか会える日まで。 絶対忘れることのないこの想い 精一杯赤西君に注ぎ込むから―――― END ――――――――― 希望があったので書きました♥ なんか分かんないけど 赤西君引っ越した…←
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