ダイアリー AK

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「お前、太った?」 白いシーツに包まれて ペットの水を片手に俺を見る仁。 同じく俺も白いシーツを 肩からかけて自分のお腹に目をやった。 「うん。 俺今本気でデブってるから見ないで」 「いや、見ないでって言われても さっきまでずっと見てたし。笑」 苦笑いの仁から水をもらうと 渇いた喉にするする水が流れ込んで さっきまで仁と愛し合っていた体からは熱が引いてく。 やっぱ俺太ったよなー… なんて思いながらお腹を擦ると 健康的で良いんじゃね? って仁が言ってきた。 「でも、やでしょ?」 「なにが?」 「俺が太ってんの」 「別に良いよ ムチムチしてるほうがイヤラシイし」 「…あっそ」 そう言ってくれるのは ありがたいんだけどね、 参考にはならなそうだしさ。 .
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