僕の苦しみは 亮P

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「とも! ここにいたの?! あら、亮くん久しぶりじゃない」 「お久しぶりです こんにちは」 「こんにちは ほら、とも行くわよ」 智久のお母さんに 見つかってしまった。 寂しい、行かんといて。 「…ねぇ、亮くんが苦しいのは なに?」 「え?」 「亮くんは…」 「俺が一番苦しいの、今…」 「…?」 「なにしてるの? ちゃんと付いてきなさい」 「ほな、またな」 「あ…、うん ばいばい」 "またな"なんて 親戚も誰もおらん大阪に 智久はなにしに来んねん。 …愛する人との別れ 決して永遠的ではないけど 胸が苦しくしょうがない。 次はいつ会える? 俺も智久もまだ幽霊やないし 期待してたいねん。 「お前、なに泣いとんねん」 「…泣いてへんわ」 「まぁ、ええわ もう帰るで」 おとんに引っ張られて 俺もじゃり道を歩いた。 俺の苦しみは、君との別れ。 END ――――――――― なんか、うん/(^O^)\ 好きとか付き合うとかが どういうことなのか分かってくる この年頃の男の子が好きなんですね私は。←←←
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