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――フーシャ村の外れ――
ザッザッザッザッ…
セン「ふぅ…やっと着いた……ここがフーシャ村かぁ」
村長「誰じゃ!」
セン「Σぉっ…と…今日からしばらくの間フーシャ村の近くに住むことになりました!万屋のセンといいます」
・・
センは出しかけたモノを戻し、何事も無かったかのように話しを進めた
村長「万屋…お嬢ちゃんがそうじゃったのか…驚かせてすまんな、また海賊でも来たのかと思っての」
セン「いえ、気にしないで下さい…また?
・・・・
《アレ?…あいつらはこっちに来てないよね?》」
村長「今港に赤髪海賊団というのが来ておってな、まだどんな奴等かはわかっておらんから、村中が緊張しておるんじゃ…」
セン「そーなんですか」
村長「ふん!全く…海賊なんぞろくなもんではないわ!」
しかし、赤髪海賊団が一般で言われているような“悪い海賊”では無く“良い海賊”だったため、あっという間にフーシャ村の人々に受け入れられた
そしてそれから約一年がたち、赤髪海賊団が村に馴染み、センも万屋の仕事を順調にこなす等、特に目立ったいざこざも無く平和な時が過ぎた
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