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そして、アリスが、
アリス「では、叔母様、入学生代表の挨拶の事なんですが、打ち合わせ通りで大丈夫でしょうか?」
と聞き、ヘラは、
ヘラ「ええ、もちろんよ。
あ、そういえば、ノア。あなたが入学生代表の挨拶の依頼を断ったから、アリスちゃんがする事になったのよ。」
と、今さらノアに教えた。
ノア「それは、さっきアリスに聞きましたよ。」
今さら言う母に、改めて、天然が入ってるな~、と思いながら答えた。
ヘラ「あら、そうなの?ちょっと遅かったわね。
それより、初めて学園に入った感想は?」
ノア「学園の説明書きで見たより、大きくて何もかもが豪華ですね。」
ヘラ「まあ、それは昔からよ。多くの貴族と、国からの支援があるからね~。
じゃあ、わざわざ挨拶しに来てくれてありがとう。
3人共、そろそろ式場に行った方がいいわよ。
ノア、初めての学園生活、頑張るのよ。」
ノアとアリスの入学式もリリの始業式も、集合時間は8:30分だ。
現在の時間、8:15分。
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