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現在、式場から担任の先生に連れて来られて、生徒達は各自、自分のクラスの机に着いている。
ノアの席は、窓際の1番後ろの席で、前にはアリス。横には、入学式の前に騒いでいた少年が座っている。
誰1人として話していないので、ノアも黙っていると、アレスが教壇に立ち話し始める。
アレス「入学式の際にも言いましたが、今日からこのクラスを担当させてもらいます、アレス・ガイアです。
クロノス家の執事長と両立出来る様に頑張りたいと思います。
敬語は要りません。名前も呼び捨てで構いませんよ。
席は私が決めておきました。
じゃあ、自己紹介を始めていきましょうか。君からどうぞ。」
これは、
アレスは、一通り話し終わると、ノアとは1番離れている席の男子生徒に自己紹介を始めさせた。
それと同時に、あちこちでおしゃべりが始まる。
アリスはノアに、
アリス「アレスさんが担任だなんて、知ってた?」
と聞き、ノアは、
ノア「いや。多分、お父様の差し金だろう。この席の配置も、俺に負担のかからない様に考えてくれたんだろうな…。」
と、自分の考えを話す。
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