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「はっはっはっはっ!!!」
「笑い事じゃないっての・・・」
あの悪夢のような出来事の翌日、昼休み
席替えで獲得した教室の窓際の後ろというベストポジションで昼飯を食べていると、教室中に田中の笑い声が響く
ぶたれたところが、まだヒリヒリするし、気分も最悪だ
しかし、昨日あったことを田中に打ち明けると、こともあろうに爆笑した
こちらとしては真摯に相談したつもりだったのに、この反応はかなり腹が立つ
「まあまあ。で、要するに、その娘はお前に恋愛に興味を持たせるために尽力してくれるわけだ。良かったじゃん!」
「何がいいんだよ!いきなり訳の分からん理由でビンタかましてくる女だぞ!」
「いやいや、誰であろうが、女の子にご奉仕してもらえるチャンスだろ?羨ましいにもほどがあるぞ。オイ!」
肩をパンパン叩きながらニヤニヤする田中
いっぺん、そのにやけ顔にコークスクリューをかましてやりたい
正直勘弁してほしい
ビンタのことを差し引いても、やっぱり田中のような考え方はできない
孤独を愛するという訳ではないが、何度も言うが、やはり興味がもてない
あの娘には申し訳ないが、かなり厄介なことに巻き込まれたとしか思えなかった
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