1章:秋桜

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ぼーっと見てたら、その子と目があった。 え・・・・・・何? 「そう。その子が椎奈(シイナ)ちゃん」 先生に名前を呼ばれて、やっと今の状態に気がついた。 席、ね。 今更ながら私の隣の席が空いているのを思い出した。 気がつくとその子は、既に席まで辿り着いていた。 そして、窓際な事をいいことに頬杖をついて外を眺めている。 その姿がスゴク絵になってて・・・・・・ 結局、声を掛けれたのは朝の会が終わった後だった。
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