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「こんな寒くて危険で寒い所にか弱い女の子二人じゃ危ないでしょ!」
リビングに移動してテレビをつける。
(昨夜、ARSの社員が何者かに襲われ気絶してる所を……ピッ)
直ぐにチャンネルを変えた。
(『フェルナンデス』騎士兵長が脱走し早3年経ち、チタニア王室騎士団は戦死と…ピッ)
(金星の四大貴族“ローズウッド”家の三女、エスプリ嬢の行方不明から早24時間が過ぎ次女スタルジア嬢に次いで“ローズウッド家”には……ピッ)
大したニュースは、無さそうだな。
(放射性科学物質が極めて高いためあまり外を出歩かない……ピッ)
それでも、学校はあるさ。台風でもあったくらいだからな。
「ちょっと!!聞いてるの!?私達、外でないから!」
「……なんで?」
「“放射性科学物質”が出てる中、外は出歩けないもの!!」
両手を腰に付けニヤリと笑う。フフ、考えたな。
「しかしだな!“放射性科学物質”は外に実は出てな~い!!と思う!(研究ゴリラの発言等で)。よって無理!!」
ニヤニヤとする俺。しかし『仲村翔子』もニヤニヤとして
「墓穴を掘ったわね。つまりは、天使ちゃんをマジで狙ってるってことじゃない!」
「なるほど!………ん!?………あっ。俺が負けたってことか。」
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