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俺は小野寺に近づいた。どうやら人が倒れてるようだ。これは、マズい。
「そういえば名前聞いてなかったよね?」
「こんな時に何いってんだよ!すいませーん!!ちょっと人が倒れてるみたいなんです。手伝ってくれませんか?」
自転車で“たまたま”通り過ぎようとした制服をきた女の子に声をかけた。身長も女の子にしては高く、漆黒の長い髪を結びもせずになびかせてる。
「素晴らしい。運命を感じた。」ヤバい声に出てしまった!
「あの、どうかしたんですか?」
「人が倒れてるみたいなんです。おい、小野寺っ!どうなんだ様子は?」
小野寺のガタイが良くて倒れてる人が見えない。
「それよりも、名前は?あなたも」
「仲村 翔子でーす!(ハート)」
「四方 カナメ。」
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