とある学校の話

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はぁはぁはぁ 「全く・・・なんでみんな俺の気持ちを分かってくれないんだ。」 拓郎は、学校の近くの川原までやってきていた。 拓郎のきもち・・・みんなでひとつになる、ただそれだけだ。 なのにみんな分かってくれないことに、大層きれていた。 「くそっ!」 ピチャンピチョンピチョンピチョン・・・ドボン そのきれいなフォームから繰り出された平べったい石が、川の流れに沿って水面を滑っていく。 「やっぱり、声に出して言わないと伝わらないのか・・・」
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