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コロンブス自身は平気な振りをしていたが、計算を越えて長い航海となったことに不安を感じるようになる。10月6日には小規模な暴動が起こり、3日後には船員の不安は頂点に達し、コロンブスに迫って「あと3日で陸地が見つからなかったら引き返す」と約束させた。その後、流木などを発見し陸が近くにあると船員を説得する
そして10月11日の日付が変わろうとする時、ピンタ号の水夫が陸地を発見した。翌朝、コロンブスはその島に上陸し、ここを占領してサン・サルバドル島と名づける(サン・サルバドルという名前には、「聖なる救世主」という意味がある。この名前は、上にあるように船内が荒れていた時に発見し、ほっとして思わず付けてしまったという説もある)。その後、いくつかの小さな島を見つけた後、現在のキューバ島を発見し、ここをフアナ島と名づけた。
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