その12.5

4/5

370人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ
みんな花火に夢中だよな? 暗闇に紛れて 周りからは見えないよな? 仁「か、ずー」 和「ん…?」 花火によってときどき かずの不思議そうにこっちを 見る顔が照らされる。 可愛いー じゃなくて! 俺はかずの華奢な肩を掴んで引き寄せて ここからはスピード勝負 だって誰かに俺は聞いた(?) かずが何か言いかけてたけど 勢い良く自分の唇をかずに押し付けて 俺はそこで人生3回目のキスをしたんだ。 (ちなみに 1回目は近所のお姉さんと 2回目は後輩と!←) あー かずの唇、思ったより やわらけー。 つーか、なんだろ このチョコよりも生クリームよりも 甘すぎる感じ。 病みつきになりそうだぜ。 仁「…ん、かず」 まだしてたいけど ゆっくり唇を離したら あぁっ!!ΣΣ 和「う、ふぇっ…」 仁「え、え、え――――!! ごっ、ごごごごめん!!!!」 かずが泣き出した――――!! どうしよどうしよ! 仁くん嫌われちゃったかも!泣 仁「マジでごめんかず!! 嫌だったよな?;」 和「ちっ、違うの…ヒック ヒック、ちょっと…びっくりした」 仁「へっ?」 和「嫌っ、とかじゃ、なくて…ヒック」 え? こ、これって 告白…? でもこの状況! 確認取れね――――!!!!! .
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!

370人が本棚に入れています
本棚に追加