その19

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雄「たかが中学校の文化祭だからといって、ナメてもらっては困る 俺らは今日のこの日の売上に 全ての結果を出すため 麺を買い、ソースを買い そしてキャベツやマヨネーズ 更には紅しょうがまで買った! 食材選びに命をかけたのだ そうしたからには 黄金の時間、ゴールデンタイム 略してゴールデンはお昼を挟んだ前後2時間のことだが そこで客を他のクラスや部活の 糞演劇や糞バンド相手に 逃してしまっては顔が立たない たかが客引き、いや俺に至っては雑用だけども少しでも気を抜いたものは……!!!!!」 淳(赤西くーん!寝たらダメだよ!!!) 雄「ぶっ殺す!!!! あかにしぃぃい――――!!!!!!!!!」 仁「…へっ? あ、う…っ!?!」 異常に気合いの入った中丸くんのセリフで幕を開けた文化祭。 亮「そういうことらしいから まぁ、各々頑張ってください」 淳「雑~(笑)」 亮「中丸に任せれば間違いないって思ったんやけどな ある意味間違いやったけど、そこそこ平気そうやしな」 仁「わかった…! わかったから離せって…!!」 雄「…赤西、客引き任せるからな」 仁「…ふぅ それって、いつ抜けれんの?」 雄「さてはお前、かめと回るつも」 仁「悪いか?!客引き蹴って恋人と文化祭いや、school festivalをenjoyすることの何が悪いんだよHey nose boy?!?!」 雄「…いや、どっから突っ込んでいいのか分からないけど まずそのnose boyやめてくんね? あとお前のセリフやたら読みにくいんだけど」 仁「何が悪いんだよー 許してくれよお母ちゃーん かずと最近デートしてねーんだってばー」 雄「誰がお前なんかの母親だ 別にまだかめと文化祭を楽しむことがダメとは言ってねーだろ」 仁「えっ、じゃあいいの!?」 雄「だめ」 仁「…nose boy 俺はお前を許さねーぞ」 雄「(無視)」 仁「ねーえーお願いー!! マジでマジでお願い! 女装した上田の写真撮ってやるからぁ~」 雄「…え、それマジで?」 仁「イエスイエース」 雄「…しょうがない ゴールデン終わったらな」 仁「っしゃぁぁぁあー!! 待っとけ和也ぁぁあ!!!!」 淳(赤西くんに乗せられるなんて 生徒会長も落ちたなぁ…) .
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