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ったく、あいつらに客引きを任せるとそういうことがあるんだな。
仁「えーなんで俺がー」
雄「つべこべ言わず焼け!」
淳「客集まんないよー」
雄「もう十分だわ!」
結局、逆ナンされてるだけで
当てにならない二人に変わって
俺が列を整えたりすることにした。
あー、俺焼きそばくさっ!
…まぁいいか
この地味な虚しさをあのバカ二人にも経験させてやろう。
仁「あーっ!俺女装喫茶行きてーのにー!」
淳「それはみんな同じだよ」
仁「くっそ、覚えとけnose boy」
淳「赤西くんそれ気に入ってるね」
* * *
そんなこんなでどぅーも!山下先生だっちゃ!
さて、俺がこんなハイテンションなのにはもちろん訳があって…
「はい亀梨くん氏名入りましたー!」
「上田くん3番テーブルついてー!」
聖「はい4番テーブル三矢サイダー入りましたありがとうございまーす!
それでは、コールいっちゃいますか~?」
「「イェーイ!」」
こちら、中学生らしからぬノリで大繁盛しちゃってるわけです。
イエスッ!さすが俺のクラス!
亮「…なんや、ここ」
P「あっ、りょ…
錦戸先生!どうですか?
うちのNo.1人気、亀梨なんておすすめですよ」
亮「…どうせ周りも騒がしいんやし、呼び方なんか気にせんでもえーやん」
P「…そっか!
ね、どう?超盛り上がってるでしょ?」
亮「んーまぁ、俺らのとこも負けてへんけどな」
P「マジで?!
焼きそばだっけ?」
亮「おん、赤西田口で客引きや」
P「ははっ、そりゃ客も入るよ」
亮「せやろ?」
あーっ、やべぇ…
俺好きなんだよね、亮ちゃんの
このはにかみ笑顔…。
手「山下先生!先生!」
草「なんかめっちゃいい雰囲気っすね!」
P「うわ…」
せっかく、亮ちゃんといい雰囲気だったのに出たよ。
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