その19

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ったく、あいつらに客引きを任せるとそういうことがあるんだな。 仁「えーなんで俺がー」 雄「つべこべ言わず焼け!」 淳「客集まんないよー」 雄「もう十分だわ!」 結局、逆ナンされてるだけで 当てにならない二人に変わって 俺が列を整えたりすることにした。 あー、俺焼きそばくさっ! …まぁいいか この地味な虚しさをあのバカ二人にも経験させてやろう。 仁「あーっ!俺女装喫茶行きてーのにー!」 淳「それはみんな同じだよ」 仁「くっそ、覚えとけnose boy」 淳「赤西くんそれ気に入ってるね」 * * * そんなこんなでどぅーも!山下先生だっちゃ! さて、俺がこんなハイテンションなのにはもちろん訳があって… 「はい亀梨くん氏名入りましたー!」 「上田くん3番テーブルついてー!」 聖「はい4番テーブル三矢サイダー入りましたありがとうございまーす! それでは、コールいっちゃいますか~?」 「「イェーイ!」」 こちら、中学生らしからぬノリで大繁盛しちゃってるわけです。 イエスッ!さすが俺のクラス! 亮「…なんや、ここ」 P「あっ、りょ… 錦戸先生!どうですか? うちのNo.1人気、亀梨なんておすすめですよ」 亮「…どうせ周りも騒がしいんやし、呼び方なんか気にせんでもえーやん」 P「…そっか! ね、どう?超盛り上がってるでしょ?」 亮「んーまぁ、俺らのとこも負けてへんけどな」 P「マジで?! 焼きそばだっけ?」 亮「おん、赤西田口で客引きや」 P「ははっ、そりゃ客も入るよ」 亮「せやろ?」 あーっ、やべぇ… 俺好きなんだよね、亮ちゃんの このはにかみ笑顔…。 手「山下先生!先生!」 草「なんかめっちゃいい雰囲気っすね!」 P「うわ…」 せっかく、亮ちゃんといい雰囲気だったのに出たよ。 .
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