運命の図書館

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今日は快晴の1日。 雲一つなく… 空はとても青かった― 「うーん!気持ちいい空!」 都立高校に通う、17才 彼女の名は“カンナ”。 どこにでもいる普通の女の子だ 期末試験が近づいてきていたので図書館に勉強しに来ていたのだった。 「えーと…歴史…歴史。」 カンナは歴史コーナーである本を探していた。 「あ!あった!これだ! 新撰組!」 そう、 今回の試験範囲は 幕末だったのだ。 「新撰組の本種類沢山あるなぁ…2,3冊借りていった方がいいよね?よいしょっ,,」 カンナは本をとろうと手を伸ばす が…。 「うー;;」 背が低く一番上の本棚にあるお目当ての本に届かない。 「とれないー;;;」 そんなとき近くに木の台があった。 「あ!なんだ台があるじゃない。よかったぁ」 カンナは木の台を持ってきて その上に上った。 「よーし。」 そういって本を手にとり、 降りようとしたときだった。 グラグラッ!!! 突然すごい揺れを感じた。 「わわっ!??なに地震!?」 カンナはバランスを崩し、 踏み台から落ちてしまった。 「きゃー!??」 ドン!!! 彼女の顔の上には 本が何冊も落ちていた (いっ痛い…何がおきたの…?)そのまま彼女は意識を失った。
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