いざ町へ

6/6
前へ
/81ページ
次へ
「えーと?君…本気で言ってるの?」 「はい。」 「冗談じゃなく?」 「はい‥」 「そうか…うん。」 男はしばらく考えた後こう言った―― 「じゃあ俺についてきて」 パチンっと扇子を畳む男 「え?」 (どういうこと?) 「住み込みで働ける良いところを紹介するよ」 「ほんとですか?! ありがとうございます!!助かりますっ」 カンナは単純に嬉しかった。 「じゃあ行こうか♪」 「はい!!」 ♪マークの意味にも気づかずに…―。
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

427人が本棚に入れています
本棚に追加