電話

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私は、電話を無視し、由美の家へ向かう。 暗い夜道に、電話の着信音だけが鳴り響く。軽く不気味だ。 私が家を出てから20分は経ったが、未だに電話は鳴り続けている。 私は根負けして、携帯の通話ボタンを押した。 「もしもし…?」
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