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だけどもう一度言ってもらえたそのとき、キスしてもらえたそのとき、
わたしの『どうしようもない寂しさとか孤独とか』は払拭されて、わたしは彼から離れていくのかもしれない。
まるで繋いでいた手が汗ばんで、不快になって離すみたく。
簡単に。
でも。
でもわたしは彼を愛している。
だから当然、彼がお医者さんから処方されたお薬を誤った服用法で、つまり一気に大量に飲もうとするときはそれを止めるし、
無闇に自分の体を傷つけようとするときはそれを止めるし、
彼の閉め切ったまっくらな部屋のカーテンを開けてあげて、おまけに窓も開けて換気してあげるだろう。
これからも。
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