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【イタリア】
イタリアは、統一国家が形成されずに中世以来分裂状態がつづいていましたが、19世紀になると、イタリア人としての民族意識が高まり、統一運動が活発になっていました。
1848年の二月革命の時に、イタリア各地で独立・統一運動が盛り上がるのですが、この時オーストリアとフランスの干渉で、すべての運動が失敗しています。
1849年以後、イタリア統一の中心となってくるのが、サルディニア王国です。
1848年にはオーストリア軍と戦い、領土拡大をはかりましたが敗北。
(^〇^)イタリア人
「ちょwうちら弱すぎね?他の国とかに追いつけねwwサルディニア国が中心となって早くイタリア統一してくんねぇかなぁ…」
そん時1849年、サルディニア王国に新しい王が即位します。『ヴィットーリオ=エマヌエーレ2世』といいます。
彼は、自由主義的改革による近代化とイタリア統一をめざします。
その首相に選ばれたのは『カヴール』という人物です。
ヾ(*ΦωΦ)ノ カヴール
「ちくしょう…オーストリアがいる限りおれら勝てねぇよ…仕方ないフランスを頼るか…」
カヴールは、イタリアからオーストリア軍を排除しなければ統一は絶対に不可能だと考えました。それは、その通りです。しかし、サルディニア王国の軍事力ではオーストリア軍と戦って勝てる見込みはない。そこで、フランスを味方につけようと考えた。
そうしてフランスと接近し同盟を結ぼうと思ったのです。
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