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ガリバルディがローマに進軍して、フランス軍と戦闘になったら困ると考えたのが『カヴール』です。
ヾ(*ΦωΦ)ノ カヴール
「おいおいw余計なことするなよ、フランスはイタリア統一戦争から手を引いているが、ローマで武力衝突すれば、逆に統一をつぶす方向で軍事介入してくるかもしれないだろうがwアホ野郎!」
ってな訳でカヴールは、サルディニア国王ヴィットリーオ=エマヌエーレ2世自身に出陣を願い、サルディニア軍を率いてイタリア半島を南下します。ガリバルディを止めるためです。
10月26日、ヴィットリーオ=エマヌエーレ2世は、ナポリの北にあるテアーノという場所までやってきてガリバルディと会見します。
( ・◇・) ヴィットーリオ=エマヌエーレ2世
「んーあのwその…」
ヾ(。・ェ・) ガリバルディ
「聞いてください皇帝殿!実は住民投票で、ナポリ王国のサルディニア王国編入が決まったんですよ!すごいでしょう?」
言ってみれば、ここでイタリア半島の統一がほぼ完成したわけです。
( ・◇・) ヴィットーリオ=エマヌエーレ2世
「なwそれはすごいな…」
ヾ(。・ェ・) ガリバルディ
「では、ローマ進軍の許可を!」
( ・◇・) ヴィットーリオ=エマヌエーレ2世
「…それはできん。お前の義勇兵はサルディニア兵に加わってもらう。」
ヾ(。・ェ・) ガリバルディ
「な…(あとちょっとなのに…)」
ヴィットリーオ=エマヌエーレ2世にとっては、青年イタリア出身で民衆にものすごい人気のあるガリバルディは、危険人物に思えたようです。
ああ、青年イタリアは基本的には共和政を目指していましたからね。
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