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『お前、こんな簡単な方程式も解けないのかよ(笑)』
いちいちつっかかってくるコイツは幼なじみの和津 淕也(カズ リクヤ)。
『もう、うっさいなぁッ💢
淕には関係ないじゃん😖』
そして方程式に苦戦してる私は 松田 咲(マツダ サキ)。
『関係大有り😓
お前にはぜってぇ俺と同じ学校きてもらうし』
『無理だってぇ…😢』
今私たちは中2なんだけど…
受験勉強で忙しいの😭
私も実は淕と同じ学校がいいんだけど。
私の頭脳じゃ北極の氷を溶かすくらい頑張らないと無理…💦
『ずべこべ言わずに早く解け!』
『はぁいぃ…』
それからどれくらいたったのかな?
窓から差し込むオレンジ色の光が教室の黒板を照らしていた。
『よし。まぁ…今日のところはこんなもんだろ』
『お…おわったぁぁ…😆』
頭が破裂しそう🌀
いくら私がバカだからって毎日補講授業しなくたっていいのに。
と、言おうとしてやめた。
『咲さぁ…マジ頑張らないとヤバイからな!?』
『わかってまぁ~す…😞💦』
できることならこの頃に戻りたい。
友達以上恋人未満っていう微妙な関係だったけど
お互いのこと、ちゃんとわかってたよね。
幸せだったよ。
ねぇ淕、淕も同じ気持ちだったって 信じることはできるよね?
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