…弐

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人間の足音が段々と近づいてきた 人間が おはようございます とか言っている… 誰… 誰……? 敵…? 敵なら 斬ればいい。 声からして松陽先生じゃない 斬ればいい… すると 俺のいる和室の襖が開いた 体を震わせた。 襖の外から 入ってくる 光に 目を細めた そいつは 目を見開いて 俺を見ている すると そいつは 俺を見ながら口を開いた 『銀…さん?』 銀さん? 『…誰……誰だよ…?』 そいつは 段々と俺に近づいてくる どうせ 殺そうとする 信用させて 後に 裏切る。 俺は 右手に 力を込めて 持っている刀を抜いた。 そして そいつに刀をかざした
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