631人が本棚に入れています
本棚に追加
/339ページ
「えっ
『桜塚のお嬢様』はわかるけどなぜ『人間の塩越』なの…?」
[何も知られてないんだな
それは]
いきなり声がふってきた
どこかで感じた懐かしい声がした
だが、なにかと切羽詰まっている声だった
【―――――だめ愛漓‼
これ以上―――――知ってはいけない
―――あなたは―――何も――知らなくていい―――】
そう聞こえると愛漓が光りはじまった
まるで愛漓を包むかのように
「えっ待って‼あなたはだれ?」
そういうと愛漓は消えて
そこにはにそっくりな緋蓮とさっきの声の主だけ残った
最初のコメントを投稿しよう!