15・すべての序章

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「えっ 『桜塚のお嬢様』はわかるけどなぜ『人間の塩越』なの…?」 [何も知られてないんだな それは] いきなり声がふってきた どこかで感じた懐かしい声がした だが、なにかと切羽詰まっている声だった 【―――――だめ愛漓‼ これ以上―――――知ってはいけない ―――あなたは―――何も――知らなくていい―――】 そう聞こえると愛漓が光りはじまった まるで愛漓を包むかのように 「えっ待って‼あなたはだれ?」 そういうと愛漓は消えて そこにはにそっくりな緋蓮とさっきの声の主だけ残った
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