高校一年生

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今は帰り道。 ヤバい…………。 確実にヤバい…………。 家に帰ったら何されるかわかったもんじゃない。 「楽しみだねぇ、ルーク。」 「ヒィィィ!」 だが、このまま黙って調教される俺ではない! とりあえず選択肢は4つだ。 1,素直に調教される 2,戦う 3,逃げる 4,土下座の中の土下座 …………1はないな。 調教なんて受けてたまるか!!!! 4は最後の手段にとっておきたい。 残るは2か3なのだが、戦いを挑んでも、勝てる気はしない。 ということで3だ! 麗奈は後ろを見ないで俺に話しかけている。 今がチャンスだ! 「それでね………… あれ、ルーク?」 「へへへ、アバヨ、トッツァン!」 ルークの逃走は成功した! …………かのように見えた。 いつの間にか麗奈が回り込んでいる!? 「追加、決定だな。」 うん、死んだかも。
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