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俺たちは教室に入る。
西薗寺がこっちに近づいてくる。
そして俺に向かってこう言った。
「アナタ、結構カッコいいじゃない。
私に仕える事を許すわ。」
何を言い出すんだ？
コイツは？
麗奈が、
「ルークはアナタのものじゃない！」
と言った。
よし！その調子だ！
「でも、アナタのものでもないわよねぇ？」
麗奈は黙る。
麗奈VS西薗寺
西薗寺の勝ち。
「さあ、私に仕えなさい！」
「あ、結構です。」
「…………。」
「…………。」
黙る、俺と西薗寺。
「さあ、私に仕えなさい！」
まさかのリピートだよ。
めんどくさいなぁ。
「やだ。」
「こんな屈辱、初めてですわ…………。」
そう言って西薗寺はどこかに行ってしまった。
「なかなか度胸あるなぁ、ルーク。」
智貴がそう言ってくる。
「あの人怒らせたら、相当ヤバいらしいぜ？」
あるぇぇぇ？
死亡フラグ立った？
「まあ、頑張って。」
それだけ言うと智貴は席に戻っていった。
誰か…………。
平穏な学校生活を俺にくれ…………。
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