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とりあえず、休憩時間だ。
「ルーク…………。
す・き・な・タ・イ・プ・は?」
いや、むっちゃ怖い。
何その笑顔は?
「うん、特になし。」
「帰ったら、覚えておいてね。」
満面の笑み。
それがなおさら恐怖をそそる。
冷や汗が止まらない…………。
「ルーク!
何するんだよ!?」
ナイスタイミング!
智貴!
「お前なんか、こうだ!」
智貴がそう言いながら叩いてくる。
ムカついた。
「死ね!『崩襲脚』!」
「ヒデブッ!」
「お前、入学式から遅刻か…………。
まあいい、自己紹介しろ。」
担任のあきれた声。
「古屋智貴ッス!
僕を愛してくれる人はいくらでも受け入れます!
カモン!」
女子から避難を浴びている。
…………あ、コンパスが刺さった……。
ドンマイ、智貴。
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